ギガバイトとは何?
Date: Feb 2025
By: Shoko Hashimoto
ギガバイト(GB)とは、データの大きさ(容量)を表す単位の一つで、主にコンピュータやスマートフォンで扱う情報量を示します。「ギガ(Giga)」は10億倍を意味し、「バイト(Byte)」はデータ量の基本単位です。したがって、1ギガバイトは10億バイトに相当します。ただし、コンピュータの世界では2進法が用いられるため、1ギガバイトは正確には1,024メガバイト(MB)、つまり1,073,741,824バイトとなります。
データ量の単位は、バイト(B)を最小単位とし、キロバイト(KB)、メガバイト(MB)、ギガバイト(GB)、テラバイト(TB)と1,024倍ごとに大きくなります。例えば、1KBは1,024B、1MBは1,024KB、1GBは1,024MB、1TBは1,024GBです。
日常生活では、スマートフォンのデータ通信量やストレージ容量などでギガバイトが使われています。例えば、1GBのデータ通信量で以下のようなことが可能です:
• ウェブサイトの閲覧:約6,600ページ(1ページあたり150KBとして計算)
• メールの送受信:約2,000通(1通あたり500KBとして計算)
• LINEの音声通話:約40時間
• LINEのビデオ通話:約3時間
• YouTubeの動画視聴:約1.5時間(HD高画質720Pで、1分あたり12MBとして計算)
• 音楽の再生:約18時間(1曲あたり約5MBとして計算)
これらはあくまで目安であり、実際のデータ使用量はコンテンツの種類や品質によって変動します。
スマートフォンの料金プランでは、月々に使用できるデータ通信量がギガバイト単位で設定されています。契約したデータ量を超過すると、通信速度が制限される場合があるため、自分の利用状況に合ったプランを選ぶことが重要です。
また、スマートフォン本体のストレージ容量やメモリ容量もギガバイトで表され、これらの容量が大きいほど、多くのアプリやデータを保存・処理することが可能です。
「ギガが足りない」といった表現は、主にスマートフォンのデータ通信量が不足している状態を指します。この場合、Wi-Fiの活用やデータ使用量の多いアプリの利用を控えるなどの対策が有効です。